[烏露戦争] 獣の時代

ウクライナ大統領ゼレンスキー氏による国会オンライン演説が行われました。
国によってはかなり批判的な演説をしておるようだし、直前にアメリカで真珠湾攻撃なんかに触れた事でもあるし。日本ではいったいどんな事を ―― とある意味期待してたのですが。実に穏便。
援助への感謝、ロシアへの経済制裁の継続要請、遠回しに戦後復興支援に期待してることを臭わせつつ、国連改革の必要性を強調。
論争を好まない日本人向けのとてもマイルドな演説でした。
ていうかある程度褒めとけば OK な日本人チョロい。

そして予想されたことではありますが。
ロシアは 21 日、経済制裁を続ける日本に全ての責があるとして対日平和条約締結交渉中断を発表。
つまり北方領土は未来永劫返さない、ってことです。
……うん、元々返す気なんかない事は知ってました。
ていうか子どもでも判るよね。返す返す詐欺でカネむしり取る気だろって。

安倍政権時代はロシアを刺激しないよう、北方領土について「日本固有の領土」「不法占拠」とは言ってなかったけど ―― そんな気遣いも無用となりました。林外相「ロシアによる法的根拠のない占拠という認識であり不法なもの」と明言。岸田首相も「わが国固有の領土」と。

やっぱ奪われた領土は武力で取り返すしかないってことですかね。
今後核共有について議論されることと思いますが、果たしてどうなることか。
核持ってないと、平和の番人のはずの国連安保理の常任理事国サマが虐殺をでっち上げ(である可能性が現段階非常に高いとされる)て戦争を仕掛けてくる獣の時代になっちゃったので。
時代に合わせていかないとね。生き死にかかってるし。