[WP] Gutenberg

弊社は WordPress 上で動いてるブログでありますが、その WordPress が 5.0 にアップデート。同時に新エディタ、Gutenberg ことブロックエディタがデフォルトとして搭載されました。

日本語 « WordPress 5.0 “ベボ”

コンテンツを構成する“様々な要素”をブロックとして捉え(HTML で言うところのブロック要素とはまた別)、レゴのように組み立てて行く。そんな発想のエディタです。おそらく。

が ―― 弊社のように“様々”と言えるほどの要素のない、基本テキストとゲームの SS と GIF 動画の小規模辺境ブログにはあんまり関係ないと言えます。1,000 文字程度で「この段落とこの段落を入れ替えた方が……」とかあんまやんない。
ポストの最初から最後までを 1 ブロックとして書いてるわけで、それをパーツ毎にバラされても。手間が増えるだけです。

そもそも、わしは WYSIWYG 編集とかビジュアルエディタ系のものが大嫌いです。というのは 2011 年にも書きました。

[wp] 「いらん事しないモード」を plz (2011/06/13)

あれから 7 年経ち、当時はあり得ないと思っていた上に書いたようなシチュエーションが多分だけど 15 年後くらいに実現可能な環境が整い、またわし自身もニート → 社会的地位と相応の責任を獲得し、このブログの画像の角 ―― 具体的に書くと border-radius: 8px; くらいには丸くなりました。
しかしそれでもカレシがビジュアルエディタ派であった場合、交際は認めません。だめです。

わしが CMS のエディタに求める機能は、『わしの書いたテキスト・HTML・CSS を、何の加工もせずそのまま保存・表示する』これだけです。
というか CMS のエディタには一切期待してません。
どんなものを持ってこられてもわし用にカスタマイズされた秀丸にはかなわないのだし。
余計なことをせず、ただ“そのまま”表示してくれればええんよ^^

全てを己のコントロール下に置きたい、ほんのちょっとの容喙 ―― 例えば自動的にタグを入れるとか ―― も許さない。ブロックエディタの思想から最も遠いところに居る人種と言えます。

とは言えデフォルトだし。旧エディタ「Classic Editor プラグインのサポートは、2021 年まで続きます」 = それ以降はサポートしないってことだろうし。
この前日のポストをブロックエディタで書いてみたんですが。
……めっちゃ時間かかった! 何度 CSS 書いても書き直される!

ただ再利用ブロックは便利かも。弊社だと↑の青玉とか。サイズや色を変えようと思ったとき大元を書き換えれば再利用した全てのブロックに適応されるし。
これブロックを自分で作れるようになると便利かも知れませんね。開発環境を整えれば今でも可能なようですが。