[夏] かっとばせ夏が来た

ある日の LINE 。

「父上」
「なんだねマイサン」
「『なろう』に小説を投稿するにあたり、本名では特定や凸など問題が起こる可能性もございますので、ペンネームを設定しようと思うのですが」
「ふむん」
「父上のハンドルネームの由来を是非お伺いしたく」
「ねぎま食ってた」
「終わりですか」
「終わりですね」
「父上に付けていただくというのはどうでしょう」
「塩皮つくね」
「焼き鳥から離れていただきたいのですが」
「焼き鳥美味しいじゃないですか」
「美味しいですけれど」
「じゃあいいじゃないですか!」
「なぜ逆ギレされねばならないのかよく判りません」
「焼き鳥うめえ」

てことで新人小説家、塩皮つくねをよろしくお願いします。うそです。

小 3 になった妹ちゃん、必履修科目に社会が加わりまして。
その一環として「両親もしくは身近な人の仕事」についての作文が課されたらしく。
わしの仕事について書きたいと言うことで、ほうそれはカッコいいところを見せねば! と身構えておったのですが。……母上の協力のもと、わしに悟られることなく取材を終わらせておりました。周囲への聞き込みもバッチリだそうで。
い、妹さんいつ仕事場来てたんスか⎛゚Д゚⎞ マジ気付かなかった……。

つまり絶賛夏休みって事です。