[XIV][※5.55ネタバレ] どこに対しての“オールド”か

カード集めに夢中ですっかり忘れてましたが、漆黒ラストのストーリー入ったんでしたそうでした。

注意
以下 XIV 5.55 のネタバレです。

アレンヴァルドくん……;; 嗚呼なんてこと!
まさか黒歴史“グランドカンパニー・エオルゼア”の名がここで復活するとは。

そして ―― オールド・シャーレアンの哲学者議会を代表してフルシュノ氏がグリダニアへ。って遠くね? かつて父であるルイゾワ師が滞在していた国だから、ってことかしら。
彼の発言・態度で気になったところ。

①古代人絡みの案件を「人同士の些末な小競り合いに過ぎない」と言い切った。

つまりシャーレアンは、古代人を“上位者”ではなく、同列の存在であると認識している。ただしその情報はどうやら高度に秘されてる。
その上で、シャーレアンが抗うべき終末は別にある、と。
フルシュノ氏がグリダニアまでわざわざきた理由は、まさにこのことを伝える為でしょうね。グ・ラハの言うとおり今まで通りの無視で良かったわけで。

②ヒカセンの容喙をスルーしたこと。

チラリとこちらを見て、しかし何も言わず、表情も変えず、双子ちゃんに向き直ってました。……まあ自分で言うのもなんなんですが、こうした正式な国同士の会談の場にあっても横から口を挟めるほどの実績を持つ人物であること、はフルシュノ氏も理解しているはず。なので礼を逸した行為うんぬん、ではなかろうと思う次第。
じゃあなぜ何も言わなかったのか。息子と娘をかどわかしやがって! 的な感情か ―― ヒカセンこそ彼らが抗うべき「終末」だからか。

そもそもね。ルイゾワ師は時間超越魔法を使えたんですよ。レガシーパイセンはそうやって 5 年後に飛ばされた。
なのでおそらく、シャーレアンには時間超越の秘技がある → だったら未来を観測していてもおかしくないよね。しかしその観測したはずの未来と、“今”は、なぜか全く違うものになってる。そんでその原因は ―― ?

シャーレアンの成り立ち。
第六霊災時、ニュンクレフというルガディンの大男がいた。彼は巨大な木造船を建造し、大洪水による漂流者達を次々救助し、大津波から逃れる為に強制転移魔法を発動、船はマウント・ヨーンに漂着することになった。
しかしアバラシア山岳地帯には他にも洪水から逃れてきた人々がおり、僅かな恵みを巡って人々は争った。ニュンクレフは救助者を率いて低地ドラヴァニアに脱出。再度船を建造し、北洋へと帰還し集落を築いた。これがシャーレアンの原型。
故に争いから身を離すこと、知識と理性によって人を進歩させることを宣誓。

シャーレアンの振る舞いって、古代人とよく似てるんですよね。
漆黒秘話より。あるひあるとき、火山に噴火の兆候が見られたと。

島には町がひとつと、広大な農場がある。噴火となれば、すべて呑み込まれてしまうだろうが……だからどうというわけでもない。他の多くの例と同じく、“そういうもの”なのだ。島の住民たちも、あるべき流れとして受け入れ、望むのであれば移住を開始しているだろう。委員会でも対応を検討する予定にはなっているものの、それ以上の結論にはなりそうもなかった。

そういうもの。あるべき流れ。つまり過度に干渉すべきではない。
……ヴェーネス派の古代人が作った国なんじゃないか? という予想。

あとね。“オールド”って多分、そういうことだよね。
フルシュノ氏は大規模な住民の移動に定評のある人だし。