[蹴] これがターンオーバーだ

グループ D 。
フランスはノックアウトステージ進出を決めてるので当然ターンオーバー。
そのゴールマウスに立ったのはマンダンダ。……ってアレオラじゃないのかよ! PSG ではブッフォン、レアルではクルトワ、ウェストハムではファビアンスキ、とあちこちに貸し出され便利にこき使われた挙げ句ポジションを奪われ、代表でも第 3 GK に甘んぜねばならない、嗚呼不遇すぎるアレオラ……!
後半、チュニジアに点入れられてエムバペやグリーズマンを立て続けに投入し、終了間際にそのグリーズマンがゴール! と思ったらここも VAR 神が立ちはだかる!
確かにグリーズマンの位置はオフサイドで、オンサイドに戻ってからボールに関与。しかしその前にチュニジアのタルビの頭に当たってる。このタルビのプレーが“意図的”であるか“ディフレクション”(つまり当たっただけ)であるかが検証され、ディフレクションであると判定されたと。
……オフサイドルールムズカシーネ。

オーストラリア vs デンマーク。
デンマークの GK 、カスパー・シュマイケルなのね。お父上の大ファンでした。
試合はカウンター一発でオーストラリアの勝利。
結果、フランスとオーストラリアがノックアウトステージへ。

アルゼンチンがサウジに負けたことで混戦となったグループ C 。
ポーランド vs アルゼンチン。ポーランド GK シュチェスニーはさすがの腕前。前節に続く PK ストップ。その後もなぜかメッシのシュートだけ完璧にはじき返してましたね。
しかしさすがにアルゼンチンには勝てず。

サウジ vs メキシコ。
メキシコが 2 点取って終盤へ。この時点、勝ち点で並ぶと思われるポーランドも得失点差 0 、総得点同じ、直接対決スコアレスドロー。となるとフェアプレーポイントの勝負になってメキシコ敗退が決まってしまう。のでなんとしてももう 1 点入れねばならない。
しかし後半アディショナルタイムに逆にサウジが 1 点取って得失点差 -1 。3 点目を取る事ができず、44 年振りに GS 敗退。

ラウンド 16 、アルゼンチン vs オーストラリア / フランス vs ポーランド。

[蹴] でも同時視聴疲れる

グループステージ第 3 節。
最終節はグループ 2 試合同時キックオフなので iPhone と iPad で 2 試合同時視聴。混み合う時間帯も高速!同時に利用しても快適!」な NURO 様々です。
いや昔はこんなこと不可能でした。片方の試合は録画するか、こまめにチャンネル変えるか。フットボールファンには素晴らしい時代になったものです。

グループ A 。
カタールはグループステージ敗退が決まっており、かつオランダとカタールではちょっと実力にかなり開きがあるため ―― エクアドル vs セネガルが事実上の 2 位抜け決定戦。
勝ち点の関係で引き分け OK なエクアドルがやや有利ではあったものの、セネガルが勝利して 2 位抜け。前回大会は日本のきたない策略で GS 敗退したしね!
オランダのガクポは安定して点取ってくれます。得点王はフランスのエンバペかガクポか。どちらも 23 歳。

グループ B 。
イングランド、ラッシュフォードの 2 得点もあってウェールズに 3-0 勝利。1 位抜け。なんかとても安定してるので ―― これワールドカップ取るんじゃね……?
ラッシュフォード今大会 3 得点目。25 歳。いやどいつもこいつも若いな!
因縁のイラン vs アメリカ。終了間際の波状攻撃は実らず、イラン敗戦。アメリカ 2 位抜け。
ところでティモシー・ウェアって現リベリア大統領ジョージ・ウェアの息子さんなのね……。

ラウンド 16 、オランダ vs アメリカ / イングランド vs セネガル。

[蹴] VARを味方に付けたチーム

グループ G 、カメルーン vs スイス。
開幕戦エクアドルのゴールが幻になったり、今大会は半自動オフサイドテクノロジーとそれをベースにしたオフサイドディレイ(オフサイドでも副審すぐ旗あげない)によって試合の見方がちょっと変わりました。
この試合、後半 19 分ブラジル・ピニシウスのゴールが無効に。
ゴールの前の前の前、オフサイドポジションに残ってたシリャルリソンが戻ってきて → 真ん中で潰れつつボールに触ってた。このプレーの結果があってこそのゴールである、と言うことで戻りオフサイドに。
実況もゴールを疑わず、スイスの選手も全く抗議せず。わしも気付きませんでした。
誰も気付かないオフサイド。

このシステムについて解説した記事によると、「出ていたか出ていなかったかだけをテクノロジーがチェック」し、その後 VAR のなかのひとが「当該の選手がプレーをしたか、他選手に干渉したか、その位置にいたことでチームが利益を得たか」見るそうで。
オフサイドが一番判りにくいルールだし、よく揉めるし、機械が見た方がいい部分はどんどん任せちゃっても良いよね。

試合結果はブラジルの勝利。ノックアウトステージへ。

カメルーン vs セルビアは壮絶な撃ち合いに。
セルビア、一時は 3-1 にしたのに勝ちきれず。
カメルーンの 2 点目、今度は逆に VAR でオフサイドが取り消されゴールとなる珍しいケース。こちらも実況は“明らかに”オフサイドだと。そんでオフサイドディレイあると DF 走らなきゃいけないから大変だよねwww 的な話をしており。
カメルーン選手による抗議もなし。VAR 精度すごい。
このあとすぐ、同じような飛び出しから 3 点目を決めて試合を振り出しに。カメルーンは今大会最も VAR を味方に付けたチームと言えるのでは。
結果は 3-3 ドロー。

グループ H 、ガーナ vs 韓国も撃ち合い。
韓国 0-2 から同点に追いつくもその後突き放され。一歩届かず。
ポルトガルはウルグアイに勝ってノックアウトステージへ。