[蹴] VARを味方に付けたチーム

グループ G 、カメルーン vs スイス。
開幕戦エクアドルのゴールが幻になったり、今大会は半自動オフサイドテクノロジーとそれをベースにしたオフサイドディレイ(オフサイドでも副審すぐ旗あげない)によって試合の見方がちょっと変わりました。
この試合、後半 19 分ブラジル・ピニシウスのゴールが無効に。
ゴールの前の前の前、オフサイドポジションに残ってたシリャルリソンが戻ってきて → 真ん中で潰れつつボールに触ってた。このプレーの結果があってこそのゴールである、と言うことで戻りオフサイドに。
実況もゴールを疑わず、スイスの選手も全く抗議せず。わしも気付きませんでした。
誰も気付かないオフサイド。

このシステムについて解説した記事によると、「出ていたか出ていなかったかだけをテクノロジーがチェック」し、その後 VAR のなかのひとが「当該の選手がプレーをしたか、他選手に干渉したか、その位置にいたことでチームが利益を得たか」見るそうで。
オフサイドが一番判りにくいルールだし、よく揉めるし、機械が見た方がいい部分はどんどん任せちゃっても良いよね。

試合結果はブラジルの勝利。ノックアウトステージへ。

カメルーン vs セルビアは壮絶な撃ち合いに。
セルビア、一時は 3-1 にしたのに勝ちきれず。
カメルーンの 2 点目、今度は逆に VAR でオフサイドが取り消されゴールとなる珍しいケース。こちらも実況は“明らかに”オフサイドだと。そんでオフサイドディレイあると DF 走らなきゃいけないから大変だよねwww 的な話をしており。
カメルーン選手による抗議もなし。VAR 精度すごい。
このあとすぐ、同じような飛び出しから 3 点目を決めて試合を振り出しに。カメルーンは今大会最も VAR を味方に付けたチームと言えるのでは。
結果は 3-3 ドロー。

グループ H 、ガーナ vs 韓国も撃ち合い。
韓国 0-2 から同点に追いつくもその後突き放され。一歩届かず。
ポルトガルはウルグアイに勝ってノックアウトステージへ。