感想:キャッツ&ドッグス2
2010/08/24 Tue
映画ファンに復帰するにあたって「見た全作品の感想を blog に残す」と決めたのに既に溜めまくり。なので巻きでお送りしますでする。
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検索等でいらっしゃった方へ。
以下、映画『キャッツ&ドッグス 2』のネタバレを多く含むエントリでする。
場合によってはコメントもネタバレでする。
閲覧にはご注意を。
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JP 版サブタイトル。『地球最大の肉球大戦争』。
この時点でばかばかしさがにじみ出てて良いでする。
お子さま、及びわんにゃん好きのための映画。3D で毛並みの質感 UP 。
ちなみにぼくは原理主義的犬派でする。猫とか()笑
さてこの映画、表向きコメディを装いつつ、隠されたテーマは非常に重い (゚Д゚) 双方にとって“共通の敵”が出現しない限り ── この映画に於ける犬と猫のように ── アラブとイスラエルも手を結ぶことはないんだろうな、と見に来たお子さまに対し世界の現実をサブリミナル的に植え付けるわけでする。
そして将来、この作品のキティ・ガロアの様に(彼女の目的は違うけど)、自らが世界の敵となることで世界を平和に導こうとするお子さまが現れるかもしれず! おお、怖い怖い。
上映時間 85 分。お子さま向け映画の常なのか、同時上映の短編アニメが 5 分ほど。なので実質 80 分。
その 80 分中、主人公犬ディッグスがヘマをする → 情報源や暗殺者に逃げられる → 別方面から捜査 → ディッグスがまたヘマをする、の繰り返しで延々 60 分。……冷静に考えるとこれってディッグスがヘマしなけりゃ 30 分で終わってるよねー。脚本がどうしようもないな、と。
そんなディッグスのあまりの馬鹿さに感情移入するどころか、怒りすら覚えるわけでー。犬を飼ったことのない人は、飼い犬に対し「このバカ犬!」と叫んじゃいたくなる飼い主感覚、を疑似体験できるでする。きっと。ポシティブなのかバカなのか、すがすがしいほどに学習しないんでするよねこの子。同じ問題犬だけど有能な『K-9』(1989 年・アメリカ)のジェリー・リーとは全く対照的。
ぼく評価:★★☆☆☆。犬猫好きじゃなければ★ 1 つ。
2D でいいし、レンタル(旧作価格になってから)でいいでする。
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