[けもフレ2] 闇

ネタがないので。

こないだアマプラで『けものフレンズ 2』見たんですけどね。
……なるほど。丁寧に作られてますね。“1 の世界観を徹底的に壊していく”と言う目的に沿って忠実に。
理由は色々と推測出来ますが、とにかく 1 期の存在が邪魔! なのでまるまる 12 話使って 1 期を“なかったこと”にした。優しい世界であるとか、かばんちゃん自身とか、フレンズとかばんちゃんの関係性であるとか、考察要素とか、果ては舞台までも。
たつき監督の構築した世界は『けものフレンズ』という IP にとって最高かつ最悪のイレギュラーであって、氏と決別した今、まずは氏の“色”を消し去ることが重要だったのだと。
そして見事に成功したように思います。その点については成し遂げた。
それはつまり 1 期以前の状態に戻った、ってことだけども。

たつき監督の『ケムリクサ』も視聴。
優しい世界と、視聴者を裏切らない、っていうのはおそらく彼の表現者としてのベースなんですね。『けものフレンズ』の世界がそうだったのではなくて。……彼の作家性を遺憾なく発揮出来る舞台を取ってきた P が有能だった。
とりあえずシロかわいい。

ところでこれ書いてる 2019/04/11 Thu 、『けものフレンズ 2』のプランニングマネージャーだと思われる人物によるたつき氏への憎悪に満ち満ちた Twitter が掘られて本人速攻鍵アカにするとか、その人の所属する会社から単なるいちまとめサイト管理人に「真実を話す」「一度会いませんか?」メールが来るとか、闇の深すぎる案件が続いております。まとめサイト管理人に会いたい、なんて「これ以上何も書いてくれるな」しかないよね。まじ怖い。
とまあ、正直『けものフレンズ 2』製作スタッフのやらかしの方が本編より数百倍面白い。いい大人が真剣にやらかしまくってくれてるので反面教師として実にありがたい。

ていうか SNS に明確な悪意を書けちゃう人が理解出来ない。
最悪言った言わないの問題に持ち込める現実と違い、SNS は文字情報として残ってしまう = 現実よりも言葉に気をつけないとダメだと判りそうなもんだけど。
もしくはこんなことを書けちゃう自分かっけぇ☆ なのか。主義主張を叫んで外を歩く勇気なんかない(© 橘いずみ)わしには無理な生き方です。そんな勇気要らないけども。