でする?(跡地)

2011/04/07 を以て更新を終了。
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  『THE LAST STORY』クリア

 ぶっちゃけ面白くなかったでする。
 でも Amazon.co.jp 等のレビューを見ると大半の方が「面白い」と思っているようなので ── まあ、ぼくがオカシイと言うことでしょうきっと。
 以下、マイノリティな意見としてドウゾ。

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tbp や検索でいらっしゃった方へ。
以下、Wii 『THE LAST STORY』の 
ネタバレを若干含むエントリでする。閲覧にはご注意を。





2周目データ


 ラスボス戦で 5 連敗し、ムキーってなって上げたのでこのレベル。
 クリアタイムは 24:15:36 。01/29 sat からプレイ始めたのでだいたい 6 日。

 シナリオ。
 章立てで進んでいくんでするけど、章と章の間は基本的に暗転 → ナレーション。ムービーですらない上、しかも途中の展開をすごい端折ったテキスト。まずこの演出に違和感。ぶつ切りぶつ切りでストーリーに集中できないでする。
 そして全体の内容もご都合主義というか何と言うか……。

○さっきまで「お金が要るとは知らなかった」と言ってたのに、次のシーンでは「お金を払いなさい!」と説教を始める姫様。
○敵船を制圧したあと、姫様を保護してるうえ捕虜となっていた人間も多数いるのに、なぜかそのまま敵艦隊を追う決断を下すリーダー(のちの章で非戦闘員はどこかに降ろしたらしいと判るけど。じゃあその時に言え)。
○途中寄った島に仲間の父親の船が変わり果てた姿で、ってのはまあギリ許すとして(その前に仲間の「あれは……!」的なムービーも、またそんなナレーションもない)。その難破船内で戦闘中、仲間が毒を受け、さあどうするのかと思ったら主人公「船の中に毒消しがあるはずだ!」えっ (゚Д゚) → 次の部屋にある。……えっ (゚Д゚)
○リーダーが伯爵と交渉中なのに、見回り来たら絶対バレるのに、1 人を残してみんなで脱獄しようとする主人公達。
○と思ったら結局どこにも繋がっておらず本一冊 get して戻ってくる主人公達。
○操りの領域、アルガナンの秘所、砲台基部。どんだけ地下と異空間あんだこの城。
○海に落ちた → 主人公を憎悪する人物が助け、かつ気が付くまで律儀に待っててくれる。縛りもせず。武器を取り上げることもせず。
○そんな風な演出それまで全くなかったのに、最後の最後で実はそうだったんだよ、的な告白。

 これ、1 章 1 章を別の人が書いて、それをナレーションで無理矢理つなげたんじゃないでするかね。とにかく全てが唐突で気持ち悪かったでする。中盤以降は「早く終わってくれ!」という一心でプレイしたくらい。
 あと主人公とヒロインのその都度その都度の選択があまりにも幼稚。自分で忠誠を誓っておいて簡単に反故にする、砲台がなくなれば敵に蹂躙される未来しかないのに短絡的に破壊しようとする、自分の立場を考えればあらぬ嫌疑を彼らにかけることになるであろうのにそれでも同行しようとする。枚挙にいとまがないでする。

 バトル。
 スティックを敵の居る方向へ倒すと自動で剣を振る、というのがデフォルト。でもこれ操作しづらかったので「a」で剣を振るタイプに。こうして以降は楽しめたでする。通常攻撃以外のアクションも爽快感あって○。全体的に重いのは仕方がないか。
 ただ ── 戦略性の面で難が。
 仲間への指示はある程度の時間が経たないと行えない。指示通りに動いてくれたのか把握しづらい。目の前で壁に張り付いただけで見失ってくれる敵。特定のアクション後カメラ操作がおかしくなる。等々。
 あと注目モードから選ぶのは「あれを壊してくれ!」という表現なのに、コマンドモードになると各キャラの使う技を直指定。これにもちょっと違和感が。細かいことだけど。

 グラフィックとサウンドについては、まあ良い出来じゃないかなと。
 伯爵の前でもふらふらヤンキー歩きの主人公とか、作り込み甘いけど。

 その他、街でのサブクエストもボリューム少なすぎるし、クエストログもないし、 map からのワープ移動はあるけども一番頻繁に使うであろう「城から街」へのワープは出来ない謎設計だし。期待していただけに落胆も大きく。

 ぼくクロスレビュー:52 点。
 残念。ただそれだけ。
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