でする?(跡地)

2011/04/07 を以て更新を終了。
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  スペシャルタスクチーム

スペシャルタスクチームからのお知らせ (2006/11/06)
○2006 年 10 月、運営チーム内に正式に発足した「スペシャルタスクチーム」について、概要や活動内容を紹介する。

 9 月の東京ゲームショウ 2006 内 FFXI イベントにてその設置が明らかにされたスペシャルタスクチーム(参考記事 from ファミ通.com)。

○チーム発足の経緯
 ファイナルファンタジー XI では、これまでも継続的に不正ツールや RMT 等の不正行為に対して、開発・運営チームが連携のうえ継続的に対策を行ってきた。しかし年々多様化する不正行為にはいっそう本格的な対応が必要であると判断し、今回専任のチームを発足させるに至った。

 以下、今年に入ってからの対処数。
         

10/19
 → 外部プログラム利用者、1,400 以上。
09/26
 → 外部プログラム利用者、3,300 以上。
08/30
 → 外部プログラム利用者、1,400 以上。
07/21
 → 外部プログラム利用者、2,000 以上。
06/12
 → 不正な手段によるギル大量所持・RMT、約 250、2,500 億回収。
02/29
 → 不正な手段によるギル大量所持・RMT、約 700、3,000 億回収。


 計 9,050 。恐ろしい数字でするね。外部プログラム使用者は十中八九 RMT に関わってるだろうから、要するにそれだけ RMT 利用者が多いとなるわけで。
 で、おそらく業者さんは GM から得たであろう情報を元にマネーロンダリングを行っていたと思われますでする。RO の一件を鑑みるに。のでまず専任チームとして「一般の(バイト)GM から切り離す」と言うのは凄くいいでするね。その点評価。
 ……悲しいかな、“一般の GM が関わっていない”事が評価される世の中。

○ターゲットと現状認識について
 スペシャルタスクチームでは、ファイナルファンタジー XI に悪影響を与えている問題を排除、もしくはその影響を限りなく小さくし、コミュニティとプレイ環境を健全化することを目的としている。中でも、以下の 2 点を主なターゲットとして活動を行う。

・RMT
・様々な不正ツールの使用

 RMT については、現状国内外の複数の取引サイトを把握、調査を開始しており、今後数ヶ月で特に規模が大きいもの、活発に活動を行っているものへの調査を重点的に行っていく。
 不正ツールについては、チーム発足以前から継続的な対処を行っている移動速度関連のものに加え、その他に関しても情報収集やログ調査を進め、特に悪質と思われる個人または組織の排除を継続していく。特に他者のゲームプレイに影響を与えるものや、RMT に関連するものには力を入れる。
 RMT 問題に関しては、販売者の排除を主眼とし、加えて悪質な(大量・継続的等)購入者に対しても警告を発する、ペナルティを課す等の対応を行う
 中でも RMT の販売者特定に関しては、ゲーム内だけでは判断できなかった部分にまで踏み込み、ウェブサイトおよび RMT 目的で調達されるギルの生産者におよぶ一連の体系を対象に調査活動を継続的に行っていく。

 RMT は、そもそも買う人が悪い。「RMT とは、BOT やチートツールを使用するリスクを他人に肩代わりさせることで安全に通貨を手に入れる手段」(from BOTNEWS)で不正ツール利用者となんら変わらない(とぼくは思ってる)のでするよ。だからそこに対し「ペナルティを与える」と宣言すれば抑止力になる。でもなぜか、どのゲームも買った人に対して強く言えてない。お客様でするからね、基本的に。

○現在までの実績等について
 RMT サイトへの対策について、独自に新たな調査方法を取り入れることによりこれまでの調査だけでは限界のあった領域よりもさらに一歩踏み込んだ調査・対応を開始している。具体的には、チームの発足から現在までの約 1 ヶ月間に、複数の RMT サイトに対して新手法による調査を行い、RMT に関与していたことが確認された約 100 のアカウントの強制退会処分、ならびに数百億ギルの凍結を完了。結果、調査を行った RMT サイトのうちいくつかに関してはサイトの閉鎖やファイナルファンタジー XI に関する RMT の取り扱い停止等を確認した。
 このように一定の効果が確認されたことから、今後当該手法による対応を強化し、より広範囲にわたる本格的な調査、対応を行うとともに、その確立を進めていく。これまでと同様に対処内容等に関する告知は随時行っていく。

 囮捜査でするかね。カミサマが自分で買って、取引に出てきたキャラ → そいつにギルを渡したキャラ → さらに渡したキャラ、を悉くツブして行けばいい。子供でも考え付く一番簡単な方法でするけど。逆になぜ今までやらなかったのか疑問。こういう所から、ある程度のショバ代が運営に流れてたんじゃ? と囁かれちゃうわけで。
 これをやられると業者はたまったものじゃない。回避の方向性としては ── 買い手側に対し身分証明書の提示もしくは本人確認作業? でもサイトを持って運営してる RMT サイトは匿名性こそが一番の売りなわけで。自身にペナルティを課される + 個人情報を軽々しく渡す危険をおかしてまでギルが欲しいと考える買い手が居るか否か。まあそこは個々の価値観。
 あとは運営に「ウチは避けて欲しい」と菓子折り持って頼み込む。これが一番よさげ。

 以下、MMO 総合研究所 >> 「株式会社 GM-Exchange」代表、宇田川氏インタビューより。

MMO:御社の規約には、「不正の目的を持ってサービスを利用する事」を禁じる項目がありますが、RMT 行為が既に不正行為なのですが、この矛盾点についてご回答をお聞かせ願えますでしょうか?
GM:規約の対象が別で、当社の規約は当社のサービスに対しての物です。それとこれとは問題が全然別のものだと思います。

 彼らは現在何もしてないわけではなく、凄い積極的に考えて、いろいろと活発的に対策も打ってますし、動いてはいるんですけども、彼らの利用規約に触れている RMT に対処するために、法律、もしくはどこかの利用規約を犯す、というのは出来ないわけなんですよ。
 例えば、運営会社が GM-Exchange に片っ端から空の注文を入れて、うちのキャラクター情報等を特定して、片っ端からアカウントを消していく、という事をしたとします。
 そうすると、その行為は GM-Exchange の利用規約(不正な理由でのサービスの利用)に触れてしまうんです。
 自社の利用規約を違反したから、他社の利用規約も違反していい、これって倫理的にちょっとおかしいじゃないですか。

 素直に「それだけはしないでください;;」って言えばいいのにー。

       ○

 まとめとして、ぼくも BOTNEWS 他で言われてる、Wii や PS3 等いわゆる“アイテム課金”のベースが出来つつあると判断して庭の手入れに入っただけだと思うのでするけど(あと株主へのアピール)、動機はどうあれテンションの全く違うプレイヤーが一方的に排除されるのは歓迎。STT には頑張ってもらいたいでするね。
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