[Mastodon][XIV] ますとどん

最近 Mastodon なる単語を良く聞きますね。買い手のつかない斜陽の Twitter に替わる SNS としてにわかに注目を浴びておる模様。
一応わしもウェブに己の巣を持つアーリーアダプターを気取るブロガァでありますから勉強しておきましょう。どれどれ。

○基本的に Twitter と同じような感じで使うもの。
○ Twitter が Twitter, Inc の一社管理・運営であるのに対し Mastodon は分散型である。
○つまり自分でサーバーを立てられる。やろうと思えばわしでも。
○スクリプトもオープンソースなので自由度高い。
○ Twitter は登録後自分好みのタイムラインを作るため積極的に他の人をフォローをしなければならないが、Mastodon は自分で接続するインスタンス(= XIV で言うワールドみたいなもの)を選べ、登録した瞬間からそのインスタンスに所属する全員のトゥート(= ツイート)がローカルタイムラインとして表示されるので ROM 専もニッコリ。例)Fenrir ワールド全域チャットみたいなもの。
○所属インスタンスが他のインスタンスと手を組むと「連邦」となり、連邦タイムラインに他インスタンスのトゥートも流れるようになる。例)Gaia データーセンター全ワールドチャットみたいなもの。
○他インスタンスの人も当然フォローできる。リプ飛ばせる。ブースト(= リツイート)も出来る。お気に入りも。
○ユーザー ID は一意ではなく、各インスタンス毎に同じ ID が存在する可能性あり。なお他インスタンスのユーザーへリプ送る際は「送り先のユーザー ID @ インスタンス名」で Twitter よりちょっと長くなる。
○ただし 1 トゥートあたり 500 文字投稿可能。2 バイト文字も 1 文字扱い。
○あとそのユーザー ID やトゥートも所属インスタンス管理者の「データ吹っ飛びました^^;」や「飽きちゃった^^;」や「お金ない^^;」でまるっと失われる可能性がある。流行の初期段階だし覚悟は必要。
○同じ理由で快適さや安定感、あと個人情報の取り扱い方に違いが出る。インスタンス選びが肝心。

個人・企業・自治体・政府問わず Twitter みたいなサービスをぽこじゃか立てられて、それら全部をひっくるめたのが Mastodon である。と言うことらしいですね。

ffxiv-mastodon.com - FF14-Mastodon

mstdn-ff14.jp - Mastodon | FF14ユーザーのためのマストドン

FFXIV JP のインスタンスを探したところ 2 つ見つかりました。ほかワールド毎のインスタンスがいくつか。つまりこのインスタンスに所属すれば、ローカルタイムラインに流れるのはおそらくほぼ光の戦士のトゥート、と言うことに。フォローいらず。

いちばん最初の“己に合ったインスタンス選び”が面倒に感じられて「Twitter に取って代わるか?」と言われたらちょっと無理じゃないかなー、という印象。Twitter は全部 Twitter がやってくれるし。そのせいで赤字だけど。
たとえば XIV 運営チームが Lodestone のいち機能としてインスタンスを立ち上げるなど、そういうクローズドな使い方には可能性を感じますね。FFXIV の話題しか流れない Twitter 。Lodestone 日記やユーザーイベントの更新情報を流したり。
他にも各 XIV ブロガーが更新情報を流すだけのインスタンスとか。

自分でインスタンス立ち上げられるそうなので調べてみたところ、提供事業者をずっとお世話になってることだしさくらインターネットに絞ると ―― さくらの VPS の 1G 以上が必要ぽい。年間一括 10,692 円。うん無理。独自ドメインも必要になるし。
でも自分だけのインスタンスって夢だよね。わしは niconico インスタンスにアカウント作ったのでとりあえず @mick_m_powers@friends.nico になりますが、自鯖ならインスタンス部分が自由。@mickeymouth@mickeymouth.com とか。mickeymouth.com は値上がっていま 2395 ドルするけどねー

あ、VPS 1G 契約してこのブログもそっちに持って行けば良いのか。そんで今借りてるのは返却。ちょっと高くなるけど Mastodon の他にも色々遊べる。いいかも。