『DQXI S』のネタバレがあります。
魔王の剣を携え、世界が崩壊する直前に戻ってきた勇者ねぎま。
命の大樹の奥で魔軍司令となる前のホメなんとかさんを、のちデルカダール城にて魔王となる前のウルノーガを淡々と処理し ―― 再上映は見事に成功、再びロトゼタシアに平和が訪れたのでした。
……崩壊した世界の人たちを切り捨てた結果として。
この負い目を抱え、しかも誰にも話せないまま、これから生きていかねばならない。暗鬱とした気分に浸っていると、サマディー上空に禍々しき勇者の星が!
なんと、過去へ舞い戻ったのは勇者だけではなかった⎛゚Д゚⎞
過去、「過ギ去リシ時」を取り戻すのに失敗して orz ってなってたあの黒いヨッチ族も一緒に過去へ戻ってきていた。そんでウルノーガが勇者のつるぎ・真に触れるようとするのをペチッって弾いてた。ペチッって。
戻ってこれると言うことは、おそらく勇者に近い存在。とてもヤバい。
本上映時、勇者の星は落着直前に魔王ウルノーガ with 魔王の剣によって消滅・吸収。
しかし再上映時のその瞬間、すでに魔王の剣はなく。勇者のつるぎ・真を持つ勇者も新たなる危機に気付いていない。
悲願成就。
邪神ニズゼルファ、復活。
失敗して、勇者のチート能力でやり直して成功した、と思ったらまた別の脅威が!
ロトゼタシア呪われすぎではないか。
かつての勇者ローシュはこのニズゼルファを滅ぼすために戦っていた。
激しいバトルの末に打ち倒し、さあトドメを! ってところで仲間だった魔道士ウラノスに後ろからぐっさり刺された。
勇者に対する嫉妬心につけ込まれ、いまわの際のニズゼルファに操られてしまった模様。SNS のない時代だし嫉妬心の消化手段がないもんねしょうがないよね。
そしてそのウルノーガは本上映時、操った側の邪神を吸収してる。
ウラノスさん、長い年月を掛けた下剋上に成功していた。やるじゃん。
こっからはいつでもラスボスに挑める状態で、レベル上げたり、装備を整えたり、クエストを消化したりのフェーズに。
しかしクエストで戦う相手が強いのなんの! 条件もあったりして。
現在のプレイタイム、60H 40M 。ねぎまのレベル 61 。
こっからさらに 10H くらいかかりそうです。DQX 5.0 までには終わらせたい。
再上映時のパーティメンバー、事ある毎に「はじめて見るような気がしないわ」とか「ずっと昔に来たことがあるような気がする」とか「もっと昔にもお会いしたことがある気がしますわ」とか言います。
世界がパラレル化するのではなく、過去へ戻っているのでもなく、オーブを壊した直後に任意のセーブデータ読み込み → 継ぎ足された感。整合性のとれない記憶は安全のためモザイク処理され、結果各生命体に於いては「気がする」のデジャブとして扱われる、と。
てことは ―― 崩壊した世界の人たちを切り捨てた、とか考えなくてもいいんだね! 絶対時間は連綿と流れ続けているんだね!
ある意味で今作の勇者 = STEINS;GATE のオカリンですね。生命体の記憶を保存するデータベースによるモザイク処理を受けない。
10 周年おめでとうございます!