[DQX][※ネタバレ含] 最後のエテーネ

DQX 4.4 のネタバレです。

DQX 4.4 クリア。プクリポが。

キュロノスの目的は「正しき時の流れを守る」「アストルティアを滅びから救う」。なかなか真っ当。
ヘルゲゴーグやバイロゴーグ、錬金術によって作られた魔法生物を「我が眷属」と呼ぶ。
おそらくキュロノス自身は時を渡れない。あくまで制御するだけ。

このことからキュロノスは、3,000 年前のウルベア地下帝国にて作られた試作エテーネルキューブであると言い切って良いかと。厳密にはその中にいる『時の球根』の代替品、錬金術によって作り出された魔法生物。
そんでキュロノスが誕生するには ――

(1) クオードをウルベア地下帝国に飛ばさねばならない
(2) ↑相当の力を持った時渡り = パドレが要る
(3) ↑パドレを支配するため、ドミネウスを操らねばならない
(4) ↑時渡りの力を持つ者による国を作らねばならない
(5) ↑自身を時渡りと共に 6,000 年前に飛ばさねばならない

時の輪っか閉じてるよね。閉じてる時点で「正しき時の流れ」ではない気がします。こうなったのは、こうなるよう干渉されまくった結果。
ただ、この輪っかの中に居る間だけキュロノスの存在が肯定される。キュロノスにすればこれこそ「正しき時の流れ」でしょう。
で、時の輪っか閉じてるので、このうちのどこかをブレイクすれば彼は即誕生しないことになる。けど (1)-(3) はもうどうすることも出来ないし ―― (4) 以降、ぶっちゃけ「エテーネ王国を作らせない」、エテーネ王国そのものをなかったことにするしかないのでは。

そもそもエテーネの王族は時渡りの力をどこで獲得したのか。
マデ氏族にそんな力はなかったと思われます。そんな力があればレトリウスのいさおしとやらに嬉々として刻んだことでしょう。エテーネ王家にキュレクス = 記憶喪失もしくは操られたクオードの血が混じった結果、ではないか。
すなわちエテーネ王国自体が本来の時の流れからすると超イレギュラーなんじゃないか。

エテーネ王国の存在をなかったことにすると主人公の存在が揺らぐけど、そのために弟はエテーネルキューブを渡したのでは。キューブを持ってる = 時の球根から生まれたキュルルが存在を固定してくれる。
つまり存在しないエテーネ王国の最後の民、で「最後のエテーネなのではないか。永遠の孤独!

とまあ、わしはこういう救いのない話が大好きです。

それはともあれ 4.5 はどの時代になるのやら。わし予想は上の通り 6,000 年前ですが、そうなるとエルフとウエディの過去編が;;
実は 4.7 までありまぁす! とかだったりして。
なんせ 5.x の情報全然出てないしね。