[wp] 「いらん事しないモード」をplz

WordPress 使い始めて 2 ヶ月ほどが経過。
まだまだカスタマイズしたい部分はあるけれど、とりあえずいまの状態を安定版に。

WordPress のポストエディタには 2 種類あって、ビジュアルエディタと、HTML エディタ。

投稿を書くとき、ビジュアルエディタと HTML エディタのどちらを使うかを選べます。ビジュアルエディタでは、今書いている投稿が実際のブログページと似たように見えますが、HTML エディタではコードが表示され、WYSIWYG 編集ボタンがクイックタグに変わります。(WordPress Codex 日本語版より)

わしは HTML エディタ派。
もしわしに娘が居て、娘が「……お父さんに紹介したい人が居るんだけど」とカレシを家に連れてきた際、もしその彼が“ビジュアルエディタ派”であったなら即刻家から叩き出しかつ「今後の交際も認めん!」位の勢いで HTML エディタ派です。そうして娘はカレシと駆け落ちしてそっからストーリーが始まるんですが、そういうシチュエーションを実現するためには娘が必要なので現在お嫁さんを募集中です。こちらニート。好みのタイプは AKB48 の秋元才加さんです。17 位キープおめでとう!
と言うのも、いんたーねっつ黎明期、わしもサッカーのホムーページを作成運営する等して楽しんでおりましたが、その際「WYSIWYG で編集できたらラクじゃね?」と高いお金を出してホームページ作成ソフトを何種類か買ったものの ―― 彼らの吐き出す html の汚さに絶望しまして。
以降「全く以てビジュアルエディタというヤツは信用ならん! 自分で書く!」となったのです。

設定

WordPress は設定でビジュアルエディタの存在を抹消できるので良いですな。
間違ってビジュアルモードにしてしまい余計なところにタグを入れられるなど、ヘンなことになるのを防げます。

しかし、HTML エディタにも問題が少々。

投稿を段落分けするためには、段落ごとに 1 行空けてください。WordPress はそれを自動的に検知して、HTML 段落タグ <p> を挿入します。(WordPress Codex 日本語版より)

エディタ内の改行を <br /> に、連続した改行を <p> に、自動的に置き換えてしまうのです。
一見便利そうではありますが、自動的に置き換えられてしまうと、例えば「以下はネタバレだからここで 10 行空けたい」っていうのが出来ない。エディタ上で 10 行空けても <br /> x 10 じゃなく <p> 1 つに変換されるから。まあ style="margin-bottom:10em" とか書けば良いのだけど。
ブロック要素を連続して配置する時など、自分が見やすいように改行すると、それも同じように整形しちゃうし。いや <div> を <p> で囲まなくても良いです! ああもう改行もこっちで書きますから!

やはり同じように思ってる人は多いみたいで、自動整形を無効にするプラグインもある模様。
でもできるだけプラグインは少なくしたいので子テーマの functions.php に書くヤリカタを選択。

remove_filter('the_content', 'wpautop'); // 本文欄の自動整形を無効化
remove_filter('the_excerpt', 'wpautop'); // 抜粋欄の自動整形を無効化

これで全てが自分の思いのままです!
もちろん改行させたい位置に自分で <br /> って書かないといけないんですが、わしにとってはその方が判りやすいです。

さらにこのお節介な自動置換機能は改行に留まらず、一部の文字にも及んでおり。
本文内に「'」(半角シングルクォート)を書くと、これを全角に置き換えて表示してくれます。
なので WordPress で構築された blog に掲載されたコードをコピペするとたいていエラー。残念その「'」(半角)は「’」(全角)でした! というわけのわからない間違い探しを強制されるのです。
……くそッ……何度コレに泣かされたか……ッ!
これも正直イラナイ (´・ω・`) つかもう、よけいなことしないで;;

remove_filter('the_title', 'wptexturize'); // タイトル欄の自動置換を無効化
remove_filter('the_content', 'wptexturize'); // 本文欄の自動置換を無効化
remove_filter('the_excerpt', 'wptexturize'); // 抜粋欄の自動置換を無効化

いらん事しないモード、を搭載して欲しいですな。