気付いたの 5 日遅れだけども!
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『僕だけがいない街 6』のネタバレを含みます。
嗚呼……;;
で、この状況、「おそらく失敗すれば次の機会は無い」「これが最後の再上映」を失敗してしまった、ように思われるけど ―― 再上映のルール上、条件達成が不可能になると再上映開始地点に戻されますよね(※今まで「不可能になったから戻された」と勘違いしてたけど、「クリアした」から 2006 年に戻されたと考えた方が自然でした。クリアしてなかったら 1988 年やり直しだし)。
しかし“戻されないまま”時は進み 2004 年。え、これは一体。
(1) 条件達成は未だ不可能となっていない。がんばれ。
(2) 再上映中に興行主(つまり悟)が死ぬもしくはそれに近い状態となったときは、こう処理される決まりである。それまでの過去改変が成された状態で時が進み、興行主の再上映に関わる記憶も封じられる。
どっちでしょうね。
最初の 2006 年時、「犯人を見た」ことで再上映は終了した。以降その街での児童誘拐事件は起こらなくなった、という事だろうか。
しかしその結果別の「悪いこと」が確定したようで、1988 年へ溯る壮大な再上映開始。これは「ゴミ袋の中に雛月加代の体操服を見た」ことでクリア? となり終了。これで如何なる事態が回避されたのかは不明。
1 度目の 1988 年終了後、2006 年に戻り藤沼悟が確保されたところで別の「悪いこと」が確定し、再度 1988 年の再上映が開始。おそらく片桐愛梨の殺害。
(1) なら ―― 「片桐愛梨が殺される未来」が回避されないまま 1988 → 2004 年、そして今も回避されておらず、しかも回避はまだ可能である。ってことでどんな拷問だ (゚Д゚)
(2) ならこっからは別の作品。
西園は、意識回復の見込みがない、で藤沼親子のその後を追ってないと思われますが、悟の意識が回復したと判れば間違いなく殺しに来ますよね。
か、ケンヤと連絡を取っており逐一情報を得ている可能性もあり。さあ大変だ。
目覚めたばかりで体力も無い、記憶もない。退っ引きならない状況です。こっからどうするのか。どう勝とうというのか。
そしてこの周回では全く接点のないはずの片桐愛梨が 2004 年で登場。「そんなデタラメにカメラを付き合わせないでよ」というセリフから考えてきっとジャーナリスト志望。その関係で澤田氏やケンヤや藤沼佐知子と既に接点があったのかも。……その結果として、「片桐愛梨が殺される未来」に続いてる、ということ?
つまり「藤沼親子と出会わないこと」こそがこの再上映の終了十分条件のような気がします。ってこれなんてバタフライエフェクト?
-- ネタバレ部分ここまで --
いやこう来るとは思いませんでした。
このことさえ知ればそこで勝利確定と思ってたので。
6 巻は表紙が印象的。2006 年の悟と 1988 年の悟。さあどちらの時代で勝利を迎えるのか! もしくは西園の勝利なのか! おそらく次の 7 巻か、引っ張っても 8 巻が最後だと思うので楽しみにじつと待ちたいと思います。
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