[XIV] 疑いは晴れた

『FF14』吉田直樹氏×織田万里氏×石川夏子氏シナリオ鼎談インタビュー! 『暁月のフィナーレ』クリアー者必見! シナリオや世界観、キャラ設定、開発へのアツい想いを訊く(1/2) - ファミ通.com

続き。ハイデリンの代名詞「聞いて……感じて……考えて」をああ使ってくるとは。ハイデリン戦やっててぞわぞわしたものです。
初出は OP でマザークリスタルに導かれたところ。アシエン・ラハブレアを前にその声を聞き → AF 装備 → ラハブレアが向かってきたところを迎え撃って → 三兄弟に起こされる。

吉田  (略)『新生エオルゼア』、『蒼天のイシュガルド』、『紅蓮のリベレーター』の段階ですら、「まだアシエンの目的は詳しく設定せず、裏で悪いことをしている雰囲気を出しておけばいい」と言っていたくらいですし……。

そもそも旧はよくわからないモンスター扱いだったしね。
4.4 エメトセルク登場から本格的に作って行ったんでしょうか。

石川  ですので、まだ使っていない当初の設定があったというわけではなく、いままでのことをふまえて答えを導き出す……という形で物語を作ってきました。

ゲーム内のテキストデータ検索しまくっただろうな……。
そのうち、シャーレアンが宇宙に行きたがってるのは旧からあった設定。へー。“星の知識を集めて、別の星に行くため”と。

自分はきっと正しくない。だが、君たちも正しくはないよ」で世界を滅ぼし、結果世界を救ったヘルメスさん。
自分は正しい! で世界を滅ぼさんとする敵は多いけど、「自分は正しくない」でそうしてくる敵は新鮮。正しくないけどやる、つってんだからこれ説得不可能じゃん! でまず絶望したものです。エメトセルクさんはなりそこないなりに頑張ってるところを見せればしょうがないにゃあ、で折れてくれる。

ヴェーネスさん。“光の加護”は元々エーテルの変質を防ぐ旅人のための護りでそんな仰々しいものではない、という事実になんか力が抜けたもので。

石川  あとは吉田さんが言っていたように、アルゴスやレポリットという、“ハイデリンが生み出した、ハイデリン本人ではないもの”との出会いを通じて、彼女の人柄を間接的に感じ、疑いようがない存在であるとわかってもらえるように工夫しました。

もふもふがすきなひとにわるいひとはいないのでいいひとにちがいないっておもいました。うたがってごめんなさい。