[XIV][光父][ネタバレあり] 映画版光のお父さんの感想

映画『光のお父さん』のネタバレがあります。

映画、当時住んでた家の近くにシネコンできた関係で 2010 - 2012 年の間見まくってました。が、その後環境変わったり引っ越したりで次第に疎遠に。もし当時のレビューなんかに興味のある方は映画カテゴリーへどうぞ。
さてこの日は久しぶりに映画館、『劇場版 ファイナルファンタジー XIV 光のお父さん』鑑賞へ。
やーアキラ先輩お懐かしいっすね。先輩マジっすか。
予告編。『ライオン・キング』すげえ。もっふもふやぞ。『IT THE END』は 11 月。

光のお父さん [★★★★☆]

見終わった直後の感想 → サジタリウスアローずるい。

まずは前書いた TV ドラマ版の感想。

あ。そう言えばまだドラマの感想書いてませんでした。が ―― 。
……これは多分、3-7 話を一気に見たから & エオルゼアに慣れすぎてたからだと思うんですが。ぶっちゃけ回を追う毎にエオルゼアパートがウザくなってきてですね……。
最終的に飛ばしちゃいましたごめん。
リアルパートに登場する役者さんがいわゆる大根ちゃんであれば違和感なかったと思うんだけど、巧い人たちだからどうしてもお芝居としてのクオリティ差がね……。
エオルゼアパートで毎度引っかかりを感じるようになり、「んー、んー……」と。
いや面白かったんです。面白かったんだけど ―― いまひとつおはなしに入り込めなかったなーと言う感想。
でもガッチガチに制約のあるゲームアバターでお芝居してるからこれは仕方の無いことです。実写でもなく、アニメでもない。無茶なことをやり切った、と言う意味では実に素晴らしい。

この部分、今回は開発環境と同等のサーバーを借りてかなり時間かけて撮ったそうで。洗練されてました。引っかかりも全く感じず。
しかしそれはそれで今度は一般的な CG 作品と比較されそうだけど。この辺り、ヒカセンじゃないひとの意見が聞きたいところです。そちらからは「CG ショボくね?」みたいな感想が出るかもしれない。

ストーリー。……え、なにこのスポ根映画⎛゚Д゚⎞
親子の絆とかすれ違いとかよりもスポ根要素の方が上回ってる気します。努力と根性と勝利。
物語のオチもマジスポ根。ケガを押してマウンドに立つ的なアレ。……いやいや『いのちだいじに』でいこうよつかなんでアキオくんログインしてツインタニアやろうとしてんのよ病院戻れ言った方がいいよまじで!
おそらくネトゲ長くやってる人は「そこは違うだろ」と冷静になり、ネトゲやってないかもしくは歴浅い人はそのまま「おとうさんがんばえー!」と心の中で応援。昨今の、主に DQX 側に見られる MMO 依存から来る様々なトラブルについてプレイヤーに警鐘をならしつつ、その他にはネトゲの素晴らしさだけ持って帰ってもらう。これは相当計算された、絶妙、かつ秀逸な物語の締め方ではないか。と。

その他。
オープニングタイトルが! そこで入るのかよ! FF ファン狙い撃ち。
初めてやったゲームがアトランティスの謎とはまた渋い。
ゴリオさんの声、男性にやってもらった方が一貫性あったのでは。
なるほど妹さん、そういう役どころで使うのね。
お父さん軽……。
しずる感ってなに……?
やっぱりサジタリウスアローずるい。サテライトビームではああはいかない。

「[XIV][光父][ネタバレあり] 映画版光のお父さんの感想」への4件のフィードバック

  1. 病院抜け出しからのタニア挑戦はたしかに疑問どころかお前それでええんかー!ってなりましたけど、まあそこは娯楽だから目を瞑るかみたいな面持ちで観てました。
    父と息子の不器用なコミュニケーションという主題では良い映画だったかなぁ。
    鋼太郎さんも良かったけど、坂口さんもよろしかった。あと、妹の役割が思った以上にいい刺激で笑いどころになれた気がします。
    そしてオープニングはブログに激しく同意しつつも、詩人から見るとサジタリウスはなんかイマイチ締まらないなぁって思いました。やはりあそこは近接が断然「映える」( ・д・)

    1. ゲーム障害が WHO に疾患認定される中、
      ひとつ間違えるとお父さん = “ゲーム依存症患者”として見られてしまう
      リスクのある脚本でしたが、
      いまのところスポ根感動巨編として受け取られてるようで安心。

      サジタリウスアローは、撃ったあとお辞儀するのがずるい。ずるい。
      インディさんがガンマニアじゃなかったことが悔やまれます。

  2. 原作者氏のゲームの悪いイメージを払拭したい的な考えに対し
    タニアのくだりしかり、ヒロイン(?)の人がドハマりして軽く廃人化していく様とか
    見ようによってはゲームは悪影響ガーとか言うタイプの人の燃料にならないか逆に気がかりではありました。
    まぁ、基本的に客はヒカセンでしょうし杞憂だとは思いますが
    こまけぇこたぁいいんだよ!って感じで見る分には楽しめました。

    1. 仕事に支障が出るレベルでハマれて、
      病院運ばれたのに固定活動のためログインしてしまうくらい面白い。
      正直、ネトゲの面白さはその部分にしかないと思ってるので、
      面白さを伝えようとしたら避けて通れず、
      面白さの裏側の危険性を笑いか感動で包んで曖昧にするしかない。
      ネトゲを題材とした映画の限界を見た気がします。

      まあこまけぇこたぁいいんだよ!

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