[XIV] 戦え若者よ

暁月秘話 » 「死すると云うこと」

第二次終末厄災後のガレマルド、はやはり基本放置プレーにならざるを得ず。周辺諸国や、そこからやや離れたグラカンエオルゼアからすれば未だ憎き敵国だしね。
グラカンエオルゼアのイルサバード派遣団が人道支援として現地に入っているものの、国家という枠組みとして現状最も動きやすいのはシャーレアン。ラザハンもだけど同じく終末からの復興中だし。
てことで今後はシャーレアンがガレマルド及びガレマール国復興を主導していくのでは。バブイルの塔の先の月のこともあるし。その流れもあっての難民受け入れか。あんな閉鎖的だった国が。
ただまあ、「同胞の合流は歓迎する」と言う ―― おそらく数年内に独立するでしょうが ―― 属州指導者もいると。ガイウスもかな。生きるという目的に於いてのみ言えば、そこまで“お先真っ暗”ではない気がしますね。
文化人類学的な側面から言えばどうか判りませんが、それはガレマール帝国が属州で積極的にやったことなので受け入れていただくほかない。因果応報。

お亡くなりになってた人は『寒空のこと』で鍵をくれた“負傷した帝国兵”でしょうか。そういえば助けを呼んできてくれと請われたけど無視して自分だけ生き残りましたごめん。こっちも必死やったんや……!

で、自ら命を絶ったクイントゥス、については“愛を遺した”とは全くこれっぽっちも思えないけどね! それは美化しすぎ。初見時、「うーわこいつ逃げやがったさいあく」と叫んだものです。残された部下かわいそう。

死ぬまで生きれる、は奥田民生『人の息子』で聴いて腑に落ちたフレーズ。たたかえーわかーもーのよー、わしらがーらくーにーなるー。

‎奥田民生の「30」を Apple Music で

他人の子どもに対しての感情と同じくらいとても無責任で、でもその程度の認識で居た方がいいのかもね、と。