XIV フォーラム。定期的に賑わう DPS メーターの話題。
翌日のファンフェス『直樹の部屋』でもゲストから言及ありましたね。ぶっちゃけると ―― 自分は ACT 使ってるんで別に良いが、ポンコツ DPS は自分がポンコツであることを自覚して欲しい。
吉 P ：ほんと自分で上手くなりたいとか、目標を作りたいから ―― 例えば自分が今、開発が想定しているこのジョブの性能のうち何割ぐらい使いこなせてるんだろうっていうのを、自分のためと言うよりも“一緒に遊んでる人のため”にももっと上手くなりたいって言う気持ちはすごいよく判ります。どっちかって言うと僕も向上心でゲームやる方なので。その気持ち自体は凄くよく判るんですね。
ただし、いつ牽制を入れたか、防御バフ焚いたか、の採点方式にすると攻略方法がそれしか選ばれなくなる。高得点を出すための歌い方があるカラオケの採点と同じ。
吉 P ：もう一つは、確かに「自分のだけ見えてくれれば良い」と言う意見も凄い判るんですけど、自分のが見えるって事は「あなた自分の（DPS）知ってるんだよね？」と「それを自己申告しなさい」って始まるんですよ。
山本氏：始まります～？
吉 P ：始まります！ PT 募集をご覧なさい！
自分としては始まったところで別に。
え、聞いてどうすんの？ とは思うけども。有効に使えんの？
Logs で全く同じ構成・力量の PT かつ同一 IL の機工士をピックアップし、Active やスキル回しなどを含めて比べてくれるってんならまあ。
吉 P ：この値以上、この値以上、この値以上って！ ヘタすると「じゃあ証明してみてください、そこ（木人）で」って。
山本氏：そんな人います～？
吉 P ：います！
マジで木人裁判あるのか……！ 都市伝説かと思ってた。
つって数字同様、木人裁判にかけられたとしても別に。この値以上、と設定されてる募集に入り、その後「倒してみてください」と言われりゃ倒すだけです。だって倒せるし。倒せないけど募集入るとかあり得ないし。ただしその後「募集主さんもお願いします」言うけど。
が、そこまでしたくねえよ！ って人が居ることは理解します。
吉 P ：違うんですよ。たくさんの価値観が一つのゲームに収まってるって良いところでもあって。例えば和気藹々やってて、ずーっと同じメンバーで、ミスも含めて自分たちで上手くなっていこうって人たち ―― 同じモチベーションで集まってる場合、絶対そんなこと起きないと思います。むしろお互い指摘しあって、お互いの数字を話して、きっと「もっとこうしようああしよう」って建設的になるんですね。でも、そういう人たちしか遊べないゲームではないので。
“そういう人たち”向けのコンテンツは存在するけど、“そういう人たち”は既に自分で何とかしてるしね。ACT 使うか、もしくは ACT 使ってる人に聞くか。
問題は、何度も何度も言ってるけど、“そういう人たちではない人たち”が、“そういう人たち”向けのコンテンツに、自分も“そういう人たち”だと勘違いして混ざってくるって事で。高学年のケイドロに園児が入ってきても高学年は楽しめんのですよ。
山本氏：零式だけでも。
吉 P ：粘りますね。粘りますね。
山本氏：まあなんかほら、いろいろ ―― 火力足りないとか言い出すヤツに限ってみたいな。
自分が間違いなく“そういう人たち”であるか自分の目で確かめたい。こんな風に迷惑をかけないためにも！ ……こんだけ否定されても定期的に DPS メーター実装要望が上がるのはそれが基本ポジティブな理由だからです。
吉 P ：ただ、もう少し、例えば木人討滅戦とかでスコアが出るとか、あと例えば中級者の館っていうので基本的なローテを学ぶとか、ぼくらがゲームとしてサポート出来る事って言うのを増やしていかなきゃダメだよねって話はかなり、この 5.0 に向かっても真剣に議論はしてるので。もうちょっと時間かかると思うんですけど、何かしらはやりたいなと思ってます。
“そういう人たちじゃない人たち”、及び“自分もそういう人たちだと勘違いしてる人たち”を保護するのと同じくらい、向上心を持ってゲームと向き合ってる“そういう人たち”にも優しくして欲しいところです。
いやまあ、だからこそ ACT 使ってワールドファースト取っても不問なんだけどさ。
