でする?(跡地)

2011/04/07 を以て更新を終了。
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  Sangreal

 映画公開間近で流行りだそうなので。
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 ダ・ヴィンチ・コード (上) (中) (下) 3 冊一気読み。実際読むまで内容ほとんど知らなかったんですが ── タイトルからしてダ・ヴィンチの描いた絵画にまつわる謎を扱っているものと推測は出来ましたでするけど、なるほど聖杯伝説モノだったんでするねー。

 感想。
 ……これなんてインディ・ジョーンズ?

 なんというか端からハリウッド映画化を前提にした書き方。おそらく米国の人たちが好む設定で展開でオチ。良くも悪くも全編アメリカ的。なので映画で見ると面白いと思いますでする。けど小説の場合はテーマがテーマでするし(キリスト教史他)もうちょっと“重く”描いてほしかったというか。全体的軽いんでするよねえ。暗号解読や謎ときのシーンは素直に「おおおおー (*゚∀゚)=3」と感じたけどその幕間が妙に安っぽく。このアンバランスが逆に新鮮?
 オチについては、ぼくは無神論者で、テーマのひとつとなってるキリスト教史についても一般常識程度しか知らないでするし。聖書も 1 回しか読んでない(・ω・) 同教が生活や価値観に根付いてる国や地域の人だとまた感じるものも違うんでしょうけれど。だからもし“史実がオチの通りだった”としても特に。

 そういえばインディ・ジョーンズ・シリーズの 4 作目が 2007 年公開を目指してプリプロダクション中だとか。ダ・ヴィンチ・コードに対抗して同じく聖杯伝説を扱うと面白そうではあるでする。3 作目に出てきた聖杯は「磔にされたキリストの血を受けた聖杯」だったし、今度は「最後の晩餐」時の聖杯で。
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